
必要とされる【人】の存在は絶対に変わらない
ぼくの名前は小八重聡(こばえさとし)といいます。
インテリアライフという会社で代表をつとめております。
いま宮崎店、鹿児島店では男性スタッフを募集しているのだけど、募集要項説明の前に先日スタッフが家具を販売した際にお客さまからいただいたエピソードをご紹介させて欲しいと思います。
ソファに座りながら食事もとれるスタイルの家具を探されていたご夫婦。
20代のスタッフが対応させていただきご案内すること約1時間、ソファとテーブルも合わせて約30万円の家具をご購入いただきました。
このようなリビングとダイニングの機能を兼ね揃えた家具は他店にもあるのだけれど、スタッフがお客さまから最後にいただいた言葉。
「さんざん県内の家具屋さんを見て回ったけれど、あなたが私たちの話を真剣に受け止めてくれたから。商品も良かったけれどあなたの接客が良かった。あなただから買ったのよ!」。
ネット通販などオンラインで簡単に欲しいものが手に入る時代だけれど、僕たちのような実店舗が存在する意義は何でしょうか?
単純にモノを売る接客ではなく、お客さまに寄り添いながらお客さまの生活の質が向上する商品をご提案する【心を動かす接客】。そして僕たちが提供する商品にお客さまに満足していただき、一度きりの買い物ではなくずっとお店のファンになってもらうことです。
そのためには実店舗にお客さまから信頼される【人】の存在は絶対に欠かせません。
これからの時代、まだまだ環境は急速に変わっていくだろうけど、必要とされる【人】の存在は絶対に変わらないと思います。
本当に自信を持ってすすめられる商品を持っている会社は少ない
私の社会人一年目の過去の実体験です。
大学を卒業し新卒採用で入社したのは大阪の不動産会社。当時は相当な就職氷河期であり、なんとか内定をいただけた会社でした。販売するのは一戸建てで、大阪市内に通勤するのに毎日2時間以上もかかる遠隔地にある分譲地。
毎日の仕事内容は、団地に飛び込み営業、若しくは電話帳を見てのテレアポ。
通勤するのに2時間以上もかかる家を欲しいお客さまはほぼ皆無で、売るのにはものすごくハードルが高い。
毎日の飛び込み営業やテレアポが嫌だったわけではないのだけれど、一番苦痛だったのは自分の売っている商品に自信がないこと。そして上司から言われていたのは「人に騙されやすいお客さまを見つけてこい」要するに誰も遠隔地にある一戸建てを欲しくはないので、家が欲しい欲しくないに関わらず、言葉で丸め込められるお客さまを見つけろということでした。
お客さまの幸せを一番に考えるのではなく、会社のノルマ達成のために毎日働く。そして心は病んでいき毎日が苦痛となっていく。会社の飼い殺しという状態でした。
新卒にしては信じられないくらいの給料を頂いていましたが、全く成果もあげられなかったため1年もしないうちにクビになってしまいました。
今から20年以上の前のことなので、現在の常識には当てはまらないかもしれないけれども、自分が売っている商品に自信がなければお客さまも自分も誰も得をしません。
仕事の喜びとは、自分が提供した商品やサービスにお客さまが満足してくれることです。
そう感じられる仕事でなければ、長くは続けられないのではないでしょうか。
私のケースはちょっと特殊かもしれませんが、自分の売っている商品が、本当にお客さまのために役立つのか自信がない仕事というのは、世の中に結構多いのではないかと思います。そして働く側の考え方と、会社の意図が違った場合、結構な大変な思いをしなければならないのです。
では今売っている商品に自信があるのか?
私たちはインテリアショップ「アクタス」の代理店として宮崎と鹿児島の2店舗を運営しています。アクタスは南九州ではあまり知名度はないかもしれませんが、人気の高いドラマのインテリアに引っ張りだこです。最近では「婚姻届けに判を捺しただけですが」や「となりのチカラ」、現在放送中「マイファミリー」など人気ドラマに採用されています。
今から約50年前、ヨーロッパ家具の輸入販売からスタートしたのがアクタスなのですが、お客さまに対して物質的な満足だけでなく、精神的な満足を継続的にお届けすること。それが「真に豊かな暮らしに」に繋がるという精神のもと商品開発などを行っています。
だからこそ、家具や雑貨などヨーロッパ最先端の商品に触れることもできるし、いい素材を使って商品が作られているのでデザインが優れているだけでなく、長く使えるからお客さまに満足していただけるのです。
個人的には家具ではアイラーセンというデンマークのソファブランドは125年の歴史を持ち、座り心地と耐久性には絶対の自信をもっています。雑貨ではイタリアのクルティというブランド。ガラスボトルに籐のスティックを挿して香りを愉しむルームフレグランスは世界で初めてクルティが開発したもの。実際にファンになってくれているお客さまもすごく多いです。
上記はほんの一部ですが、基本的に取り扱う商品はお客さまに喜んでいただけて満足いただける自信はあります。そして働いているスタッフ全員、自分の売っているアクタスの商品が大好きだということです。
インテリアの魅力とは?
これはとても一言では表現しきれないですが、正解がないということでしょうか。
家具や雑貨、カーテンやラグといった様々アイテムが存在するインテリアを選びに来られるお客さまはやっぱり新築の方が多いです。
一生に何度も買い替えるものではないので、選ばれるお客さまは一生懸命で失敗したくないと思っていらっしゃる。僕たちもその思いに応えてあげなければなりません。
お客さまのお宅の間取りや生活スタイルに合った家具の提案、それと絡めてお客さまの暮らしがもっと素敵になるようにラグやカーテンを一緒に選び、クッションなどの雑貨も含めて提案します。
サイズなどは人が歩くスペースの確保などである程度の基本的ルールはあるけれども、カラーリングなどは提案する側のセンスが大きく関わってきます。だからこそ自分で勉強もしなければならないし、分からなければ先輩に教わってセンスを磨かなければなりません。
インテリアをどうすれば良いか分からないというお客さまに対して僕たちはプロ。お客さまの好みをヒアリングして、お客さんが描いているイメージを形にしていきます。
打ち合わせは1回で終わりというケースはまずないです。だいたいは3回以上お客さまとお話しながらお客さまが十分納得されたうえでご購入いただきます。
そうすることでお客さまとの距離が縮まり、信頼関係を築くこともできます。
納品した後もインテリアのことで何か相談事があったらライフの○○さんに相談しようとお客さまがなってくれるのが理想的な関係性です。
インテリアという特性上、図面を読み解く力など多少の建築的な知識も必要とはなるけれども、そんなに難しいものではないと思っています。
3Dプランニングサービスというものを提供しており、お客さまから図面を預かりシュミレーションソフトを使って実際に家具やインテリアを配置して立体的に見ていただけます。これが非常にわかりやすいとご好評をいただいています。
だいぶ最初の問い(インテリアの魅力とは?)から話が違う方向に行ってしまったけれども、例えば車で言えば高級車。これはお父さん一人の満足になると考えます。
ところがインテリアに関しては家族みんなで共有するもの。ソファやダイニングセットなど良いものを使っていただいたならば、それはひとりの満足ではなく家族みんなの生活の質が向上する。ソファを買い替えたおかげで家での生活が楽しくなった、家族での会話が増えたというお客さまから嬉しい言葉を貰ったことは多々あります。
弊社で扱う商品は一般的な家具屋さんやインテリアショップより断然価格は高い。でもそれは良い素材を使って丁寧に組み立てられているから、そして使うお客さまのことを考えて長く使えるように設計されているからなのです。
価格に見合った価値ある商品を提供し、お客さまからその対価としてお代を頂いている。その自分の仕事に対する販売職の誇りを弊社のスタッフ全員持っていると思っています。
実際にはどんな仕事を担当するの?
販売職であるから接客は当然。いままで述べたようにお客さまの描いているイメージを読み解き、それに見合ったモノを提案していく。これがメインの仕事となります。
当然だけれども土日はご来店いただくお客さまが多いので、接客に専念。
平日は接客が第一ではあるが、土日で依頼を受けたお客さまのプレゼンや御見積の作成、より商品が引き立つように配置換えや商品の分析をして今後の対策を考える、雑貨も取り扱っているのでレジ業務やプレゼントラッピングなどが中心。
最初の一年はとにかく勉強。商品のことが分からなければ接客できるわけないので、先輩に教わりながら一つひとつの家具など取り扱い商品について知識を身に着けていく。そしての身に着けた知識をきちんとお客さまにお伝えするための接客ロールプレイング。これらを継続的に先輩に指導を仰ぎながら行っていき、自身の接客レベルを高めていきます。
そしてもうひとつ男性スタッフに関して欠かせない重要な仕事が配送業務。ウチでは創業時から20年以上にわたり、お客さまに買っていただいた家具を自社スタッフでお届けしています。インテリアショップでは、配送は外注(専門業者に委託)が一般的ですが、お客さまは買った時よりもモノが届く時が一番嬉しい。その際に販売した僕たち自身がお届けするのと、全然知らないヒトが届けることを考えたときに、どちらがお客さまにとって嬉しいか?当然前者の方だと思います。その方がお客さまも安心するし、家具の使い方やメンテナンス(お手入れ方法)などもしっかりお伝えできて、お客さまの不安に思っていることや疑問などにもその場で答えることができるんです。
ウチで取り扱っている家具はとても重い。だから配送は大変だ。夏なんて汗ダラダラでベッタベタになっちゃいます。僕も社長だけれども配送に行くしこの業務が大好きです。基本的に弊社の男性スタッフはこの大変な配送がみな大好きです(笑)。
なぜならば、お客さまの喜んでいただける最高の瞬間に立ち会えるから。ただそれだけの理由だけれど、それが一番のこの仕事の喜びとやり甲斐につながっているのです。
企業体質はどうなのか?何を大切にしたいのか?
野球やサッカーという団体競技を想像してみてください。
一人のスーパープレイヤーがチームにいたとしても、必ず毎年そのチームが優勝するとは限りません。優勝するチームとは一人ひとりが与えられた役割を果たし、それぞれのメンバーを尊重し、総合力が高いチームが良い成績を残すのではないでしょうか。弊社も全く同じような感じ。スタッフみんなで協力し合い、支え合いながら成果を残していきます。
もし、あなたが個人のスキルを向上させようと必死に努力しているにも関わらず成果を残せなかった場合、それはあなたのせいではなく社長である私をはじめとする各店店長など先輩社員の責任です。(あなたの努力が足りないのであれば、それは勿論あなた自身に問題がありますが)
先輩社員には後輩を育てるという責任が伴います。先輩社員は、それまで培ってきた自身の技術やノウハウを後輩に継承していくことで、後輩が育ち会社も成長します。先輩は後輩を育てることで自分自身も成長し、更には自分自身の喜びに変わります。人は生きている限り社会人として、子どもがいれば親として、ひとりの人間として成長し続けなければならないと私は思っています。
その思いを仕組み化できるように、人事コンサルタントと契約し、評価制度を運用しています。販売職なのでチーム(各店)の成績、個人の数字の達成率での評価は当然あるけれども、それはほんの一部であって、成果につながるために努力したこと、責任感や積極性、成長意欲や協調性など数字に表れない22項目を評価しています。
4か月毎にあなた自身が自己評価を行い、上司(店長)も評価をつける。そこで出来ている点、出来ていない点を互いに把握し、次の4か月で特に努力していく目標を定めて成長支援を行っていくというものです。
どんな人間でも100点満点という人はいません。誰でも長所と短所は持っており、長所はさらに伸ばして短所をできるだけ早い段階で標準レベルまで引き上げます。ひとりの販売員としてはもちろん人として成長を支援する、そして階段を1段ずつ上がっていくように社内でのグレードも上がっていくということを目標とした仕組みです。
店舗なので数字の店舗目標や個人目標は当然設けてあります。売上は大事です。売上が立たなければあなたへの給料も払えないし、お店も当然潰れてしまいます。でも、それよりも大事なことは『経営理念』(何のためにこの会社は存在するのか)です。
弊社の経営理念は
「上質なインテリアを通じて人の心と生活を豊かにする」
弊社で扱っている商品をお客さまに提供して、生活はもちろん心も豊かになってもらう、そして働いてもらっているスタッフにも仕事を通じて人として成長し、心も生活も豊かになってもらう。それがこの会社の存在意義です。
先ほど紹介した評価制度、実はこの経営理念を達成するために作ったもの。だから目に見える数字よりもむしろ目標達成に向けて努力した項目の方が比重は高く設定されています。
代表者&スタッフインタビュー(男性の皆様へ)
代表者メッセージ 代表取締役 小八重 聡
スタッフインタビュー 宮崎店 店長 日髙 修
スタッフインタビュー 鹿児島店 店長 森田 翔多
さあ、ぜひ弊社へ応募してみませんか?
かなり長い文章を最後まで読み進めていただいてありがとうございます。
ここまで読んでくれたということは、あなたは成長意欲と働くことへの志の高い立派な若者であると思います。
インテリアが未経験でも全く問題ありません。意欲があれば先輩たちがしっかりサポートしてくれます。
もし、私の考えに共感してくれたならば是非応募して欲しい!
電話で「ホームページを見た」と伝えてもらいたいです。
良い商品を持っているのであればそれを世の中に広めなければならない。それが弊社で仕事をするということです。そして共に仕事を楽しみながら成長していきませんか?
あなたの応募を待っています!